Z6とMP60C


 Nikon Z6にヤシコンMakro-Planar T* 2.8/60Cをくっつけて通勤スナップであります。季節柄紫陽花メインですねえ。

 ボデー同士の単純比較をすると、撮っていて楽しいのはZ6 VS D810の場合、D810の方なのですが、Z6はミラーレスなのでヤシコンのレンズが付きます。凄いことです。

 ニコンのミラーレスはFマウントの恨みを晴らさでおくべきか、というレベルで大口径ショートフランジバックでありまして、まあおよそ何でもくっついちゃうんでしょうね。

 Eマウントがフルサイズを発表した時点でたいがいのレンズはくっつくよね、という感じでしたが、私はとにかくヤシコンが付いてくれればそれでよく、Z6に関してはPlanar T* 1.4/50 AEJとMakro-Planar T* 2.8/60がMMJのC、等倍のAEJともにあるのでくっついてくれればそれで良いんであります。

 ソニーやキヤノンのときと比べると沈んだ写りをしますが、ある種パナライカ的な、ジャリジャリ気味にシャープで硬いところもあって好きですねえ。Planarのほうがより華やかです。

 紫陽花&蜘蛛。

 そうそう、SNSで見かける蜘蛛をびっっっちりパンフォーカスで撮っているような写真、深度合成を使っているものが多いと聞いて「言われてみりゃそうか!」と感心しました。深度合成遊びがしたくなりましたよ。

 ただもちろん、路地の花を撮るのにビッキビキのパンフォーカスは必要ありませんね。むしろボケが良い感じ。↑この写真は周辺減光も撮ったまま。

 Zマウントのレンズだと、設定で解除しない限り周辺減光もRAWの時点で補正されるようですから、この自然な周辺減光がより印象に残ります。

 花撮りだと近景ばかりになりがちですが、MP60C離れてもイケます。個人的には画角的にも描写的にも、限りなくオールマイティーに近いレンズだなあと思いますね。

 このMP60CとふつうのPlanar 1.4/50の2本で十分楽しいもので、他のヤシコンレンズがまた試せていないくらいです。


1 thought on “Z6とMP60C

コメントを残す