ある日のニコワン


 ある日のことです。人生に飽きたおじさんがニコンの小さなカメラを持ってご近所を徘徊しておりました……で始まるニコワン徘徊日誌。

 このブログを書いている今日も、通勤しているスタジオの周りでチラッとだけ写真を撮ったのですが、炎天下だと本当に液晶が見えません。でもそれで良いんです。デジタルなので十分便利です。

 露出補正だけはダイレクトにどこかのダイヤルで出来たら良かったな~と思うんですけどね。Nikon 1 J5はいちどカーソル右を押して露出補正に入ってからダイヤルもしくはカーソル上下で選択です。

 このあたりはNikon 1 V3で解決出来ると思うのですが、ちょっとお高い。

 後半の洗車機モノクロ、黒のキリッと硬い感じが実にニコンという感じがしませんか?

 最近Z6につけるSony EマウントとNikon Zマウントのアダプターを買いまして、Z6にSEL55F18Z、EマウントのSonnar T* 1.8/55をくっつけてチラチラと近所を撮ったりしておるのですが、シャドー部に掛けてはニコンの方が重いんですね。

 比較対象がAF-S Nikkor 50mm f/1.8Gで、こちら色についてだけは価格を超えるようなものではない(逆にいえばそのほかは値段を考えると信じられないくらい良い)のでモノクロで比較してみても、ニコンは硬いな! というのを感じます。

 しかもその硬さはバキバキ、ジャリジャリに解像感を演出していくのではなく、解像は「きちんと」の範囲に収めながら、トーンで硬さを作っていくという実に職人らしい仕事。

 最近はそこへさらに色味が良さそうなAF-S Nikkor 50mm f/1.4Gのほうが気になっているのですが、実際どうなんだろうなあ。使ってみないと分かりません。Fマウントの標準単焦点は現行品だと他にAF-S Nikkor 58mm f/1.4Gいう高級なのもあるんですが、そちらは開放付近で使う専用みたいなところがあり、そこまで興味がないんですね。人物撮り専門ならそっちを選ぶかもしれないんですが。

 と、途中からニコワンと関係ない話になってしまいましたが、ニコワンの標準単焦点がこれまためちゃくちゃよく写るので、今度そのレンズだけでまとめて記事化したいなと思っております。

 それではまた。


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