Sigma 65mm F2 DG DN |Contemporary + LUMIX S5

 表題の組み合わせで、常滑に引っ越してからずっと髪を切ってもらっている愛知県は西尾市のhairs Hot Lipsの島崎さんとりょうこちゃんを撮ってみた。レンズのオフィシャルWEBページはこちら

 準備編、室内の明かりと外の光のミックス光かつあまり引きが取れない環境下だったが、65mmという中途半端な焦点距離のおかげで不思議と撮れてしまう。ドキュメンタリーにも使える画角である。

 スタイル撮り編、65mmという中途半端な焦点距離は気を抜くと距離を取ってしまいがちだが、50mmほど寄れば歪みが気になり、反対に一歩引くとスカスカの構図になることもなく、かといって85mmほど便利すぎて似たような絵に納まってしまうこともない、扱いやすい画角である。

 髪も肌もきちんとシャープに拾ってくれる上、光の変化に応じて質感の違いも如実に見せてくれる。ちゃんと光質の違いに応じて良い感じに撮り分けられているから感心した。
 また独特の画角とも相まって立体感が強く、S5のトーンとも相性が良いらしい。

 Lightroom ClassicでのRAW現像の段階で、S5のRAWデータをAdobeカラープロファイルで開くとコントラストが高すぎるので、Adobe標準をデフォルトで割り当てている。他はホワイトバランスの微調整とトーンカーブを少しいじった程度で、抜本的な変更はしていない。

 このS5とSigma 65mm F2 DG DNの組み合わせ、人物に限らずスナップに持ち歩いて撮っていても、絞りリングのおかげで操作が軽快で楽しい。

 最近Sony α6700を買ったので、そちらにはSigma 35mm F2 DG DNが欲しくなる。本当はDC DNのAPS-Cセンサー用シリーズで絞りリング付きのものが出れば嬉しいのだが、しばらく出ることはなさそうだからフルサイズ用のものから選んだ方が早そうである。

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