ごあいさつ

 こんにちは。目につくあらゆるものを写真にする病気の職業カメラマンかつ写真講師であり同時にライターでもある伴貞良が、紀行文をやりたいなと言いながらコロナ禍で体調を崩したまま、いまいちやる気が出ないので近所を徘徊したりして写真を撮りまくっている伴貞良です。

 初めて手に入れたCanon EOS Kiss Digital N(2003年9月発売)から始まった写真との付き合いも20年を超え、いよいよ目玉の性能が経年劣化で落ち始めた現在、カメラマン業務をしながら、またそこから派生した写真講師業務をしながら、写真との付き合いもまた変化をはじめているお年頃です。

 写真も高性能一辺倒より楽ちんさ、楽しさという意味での継続性を重視するようになり、若いころに嫌悪していた「天気の良い日曜日だけバイクに乗る」ようなスタイルも良いじゃない、実際俺そうなっているし、という力の抜け具合で、だからこそ残るものってなんだろう、社会にとってその写真は、そのカットはどう活きるのだろうということが主眼になってきています。

 数年前にコロナ禍で心身ともに疲れて東京の西の端から愛知県の左側の半島に引っ越して以来、商業写真の価値がスマホと正面からどつき合いになるような事例を多々目にして、趣味で撮る写真のみならず職業写真の価値をどこに担保すれば良いのか、どう広めれば良いのかということも同時並行で考えています。

 当ブログ内では、まず人に来てもらわないと話が始まらないだろうということで(またどうせ作例写真に適した写真ばかり撮ってしまうのもあり)機材レビュー記事を増やしていく方針ですが、社会と写真を通じた関わり、というのがメインテーマであることは、ブログの発足当初から変わりません。

 写真に携わる職業に就いている者として、写真がどう世の中を豊かにするのか、そのために何が出来るのか(また何が出来ないのか)を考える場にしたいと思っています。

2026年6月26日 愛知県常滑市の事務所にて

伴貞良