定価でも3万円以下で買えるのにそつなく何でもこなし、しかも非常にシャープなViltrox AF 25mm F1.7 Air、Eマウント版を買って以来ほぼメインというレベルで愛用しているので、勢いでXマウント版も買ってしまった。

結論からいうと、Eマウントでα6700と一緒にいかんなく本領を発揮していたこのレンズ、XマウントボディーであるところのFujifilm X-M5に付けるとボディー性能が足を引っ張って「ちょっとシャープな普通のレンズ」程度になってしまい、なんというか少し拍子抜けした。それでもこの値段でこれだけ写る時点でボーナス状態である。Amazonでは23,760円になっていて驚いた(2025年7月13日時点)




寄ると少しだけボケが暴れるが許容範囲である。
レンズ単体で見ると非常によく出来ているのだが、色の乗り方などサラサラさっぱりしており、Xマウントで使うべきはやはりフジ純正レンズなのだなあ、ViltroxレンズはEマウントで使おう、と心に決めた次第である。
フジ独特のシャープさそこそこ、もったりした写りで不思議と感じが良いあの写りをViltroxに求めてはいけないらしい。




遠景を切り取ってもほど良い距離感。
AFも純正レンズと同程度に動くが、打率は純正レンズと同程度か、それよりも少し低い印象である。これは厳密なテストをしたわけではないので悪しからず。Eマウント版では純正レンズとAF打率で差があるように感じたことはない。
画角的には換算37.5mm、微妙に広角で使いやすい。あっと思った時にスッと構えるとぴたっとその絵になってくれる。
27mmだと微妙に狭く、23mmだと広すぎることが多いので、この画角が気持ち良い。縦位置でも横位置でも、端正な絵にしやすい割に情報量はきちんと足りる感じがして、スナップではこの画角が大のお気に入りである。




寄りの立体感チェック再び。
動き物はボディーに足を引っ張られてメロメロ。レンズ側にポテンシャルはあるのでフジでも上位機種ならあるいは。
先述のように、X-M5との相性だけでいえば、フジ純正のほうがしっくり来そうだ、というので、この後にXCF35mm F2とXF27mm F2.8 R WRを立て続けに購入した。どちらもやはり私のイメージするフジらしい写りで、このViltrox 25mm F1.7 Airのようにさらさら、パキパキで立体感はそこまででもありません、という写りよりも相性が良い気がしている。
XC35mm F2についてはXF35mm F2 R WRとレンズ構成が同じ、XF27mm F2.8 R WRもXF27mm F2.8とレンズ構成が同じ筈なので、それぞれについて書いた記事を参照いただきたい。(XF35mm F2 R WR 当ブログ記事、XF27mm F2.8 当ブログ記事)

