Olympus OM-D E-M1 MarkIII + LEICA DG NOCTICRON 42.5mm


 こんばんは。タイトルの通り、わたくしにとってオリンパス機の二台目となるOM-D E-M1 MarkIIIをお友達のカメラ屋さんが素晴らしいオファーをくれたもんですから即座に「はい買います」と購入しまして、以来毎日パチパチ撮って楽しんでおります。

 このカメラ、ネット上でこれまで作例を見てきた印象と全然違って超ニュートラルでめちゃくちゃに使いやすいですね。操作性の面でも画質の面でも、パナソニックを超えるレベルの親切心を見せてくれています。食わず嫌いしていてごめんなさい。取材でもバリバリに使えちゃうなと確信を得ました。

 懸念の一つだったカメラの見た目についても、なんというか新幹線っぽいというかウルトラマンっぽいというか男の子感が強すぎてどうもなあ、と思っていたのですが、持っているとどうでも良くなりますね。見慣れました。

 今日はあえて、MFTレンズ群の中で個性的かつ信奉者の多いこのレンズ、LEICA DG NOCTICRON 42.5mmを組み合わせて撮った写真をお送りいたしましょ。いわゆるパナライカの中望遠単焦点で開放F1.2の頼もしいレンズです。

 オリンパス機を使い始めた当初は、パナ機のような赤が出にくいなあ、と思っていたのですが、5枚目のバラを撮ってから「なるほど」と使い方が分かった部分がありまして、むしろオリンパスのRAWのいじくり回しやすさに感心しています。

オリ+パナなので微妙にデザインが食い違うのが面白いもんですね。

 欠点らしい欠点といえば、当初は基準感度ISO200で高輝度側階調優先的な処理をしてしまい、そこで発生するノイズの対処でJPGの画質がちょっとアレなことになっていたり、RAWにも不可逆に影響を及ぼすのでシャドーのトーンがスカスカになって重みのある絵が作り辛いなあ、と思っていたのですが、ISO100で撮ればノイズは減り、シャドーもこってりしてくれるので全然良くなっちゃいました。

 可能であれば高感度でも高輝度側階調優先的な処理をOFFに出来ると最高ですね。ローコントラストな光で撮ることも多々あるわけで、常にノイズが増えてでも可能な限り広いダイナミックレンジを! という要求があるわけではありません。突き詰めれば二階調だって撮ろうと思えば撮れますから。

 オリンパス機のISO100画質のことはYouTubeでもお話しておりまして、そうだオンラインRAW現像セミナーのMFTスペシャルをやろうと思ったんでした。2022年9月10日の19時からやりましょう。詳細はまたこのブログにアップします。MFTのRAWの限界が知りたい方は予定を開けておいてね。

 昨日、今日の発見として、静音シャッターすなわちフル電子シャッターで切ってもセンサーの読み出し速度が意外とそうめちゃくちゃ遅くないので、普段から静音シャッターにしっぱなしでも困らないな、というもの。静かで機械シャッターが傷まないなんて最高ですね。

 まだまだオリンパス機と仲良くなる余地がありそうです。


コメントを残す