はじめてのブツ撮りワークショップ、よかった


 まるで参加した側の感想のようですが、今月行った「はじめてのブツ撮りワークショップ」、やっぱり良かったんですよね。

 ブツ撮りは以前からしつこく言っているとおり、写真技能を発達させる上で必要不可欠と考えています。
 写真は光しか捉えることができないのに、その光の特性を知らずに上手く捉えられるわけがないじゃん、と思うんですね。

 また時代はデジタルですし、Godoxはじめとして安いストロボメーカーも林立している状態ですから、非常にローコストにトライ & エラーを繰り返すことができます。さらに人物が相手ではないので、微妙なセッティング違いを、撮る当人が嫌になるまで繰り返し試すことが出来ます。

 はじめてのブツ撮りWSは、いきなり一人で始めようと思っても何が必要で、どこがポイントか分からないから誘導してほしい、という生徒さんに向けたもので、今回もまさにその意を汲み取ってくださる方が集まってくれました。

 この、ブツ撮りをやってみるんだけどブツ撮りの専門家にしようというわけじゃないよ、という、一見遠回りに見える教え方って、普通は学校みたいに長期で生徒さんを拘束できる場でもないとなかなか施行出来ないものだと思います。生徒さんは「伴さんがそんなに熱心に言うなら乗ってやろう」と来てくれているわけで、そういう点でも嬉しいなあ、と思うんですね。

 また同時に、皆さん撮影中に新鮮な発見をして驚かれている姿を目撃するのも、講師としては役得だなと思います。人が学んでいる姿って良いですよね。

 そのうちまた同じようなワークショップを開催すると思うので、写真スキルを根本的に向上させたい方、写真の秘密をもっと知りたい方は是非どうぞ。


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