昨年のこと、メリケンサックさとさんが履物屋さんへ取材に行くというので、わたくしもお邪魔してパチパチと写真を撮らせてもらいました。
お邪魔したのは浅草老舗 辻屋本店。
当初は撮った写真の使いみちがないまま、ただ写真が撮りたーい、という気持ちで撮らせてもらっていたのですが、このブログの趣旨であるフォトジャーナルにはぴったりですね。というわけで掲載。
さとさんの取材内容はこんな感じ。当然ながらより詳細です。
店内はびっしりと履物の群れ。
そりゃ履物屋さんですものね。スペシャリティを感じるとともに、草履や下駄や雪駄に触れる機会がなくなっていることを思い出します。
しかし辻屋さんは浅草にあるので、周囲には着物を着た人が日本で一番多く歩きまわっている界隈なんじゃないでしょうか。
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辻屋さんでは履物をその場でオーダーメイドしてくれるサービスがあるというので、さとさんが実際に台や鼻緒を選んで作ってもらっていました。
楽しそうに選んでます。
実際に行かれるお客さんはおかみさんのアドバイスも受けられます。色も形もバリエーション豊かなので、そりゃ迷おうってものですね。
台はこれに決まり。木、すべすべ。素材を感じます。
鼻緒も選びましょう。
鼻緒も大量にある中から選べます。
ここに写っているのはほんの一部。一つ一つが凝った細かい作業の集まりですわ。個人的には着物どころか布にもファッションにもあまり興味を持ってこない人生だったのですが、「おおっ」となります。
精度が高い仕事って見ていて気持ちが良いんですよね。
選ぶものを選んだら、次は職人さんの出番です。小林さんがパーツを下駄に仕上げていきます。
時間にしてほんの10~15分くらいだったでしょうか? 熟練の作業でスルスルっと仕上がって、最後は実際に履いて微調整です。
そして完成! さとさん喜びのポーズです。
辻屋本店の女将さんです。
お世話になりました!