深大寺と書いて「じんだいじ」と読む、蕎麦で有名な東京都は調布市のお寺周辺に遊びに行ってきました。ちゃんと公式WEBサイトもあります。
この日は武蔵境通りの方、地図でいうと深大寺の西側にあたる「深大寺入口」交差点あたりから散歩撮りを開始しました。
交差点にはこの深大寺西参道入り口という石碑が建っています。
深大寺入口交差点のすぐ東側にバス停があり、吉祥寺駅や三鷹駅なんかからアクセスが可能になっています。便利なところですね。
バス停は深大寺のすぐ近くにもありまして、参拝客が多かろうことが察せられます。
深大寺といえば蕎麦で有名、というのを私は一体どこから情報として仕入れて脳にインプットしたのか全く記憶がありませんが、深大寺といえば蕎麦で有名ですよね。
子供の頃は愛知県に住んでいましたし、大人になって東京に出てきてからであればある程度なにで見聞きした情報なのか思い出せると思いますから、おそらく実家にあった江戸ものの小説なんかで見たのでしょう。
実際に行ってみると、そこら中に小さな水路があって、水がきれい。
どうしてもカメラを持っていると、写真に撮って楽しいものを探してしまいがち。この日いちばんのヒットは、参道を入ってすぐのところにある大黒天&恵比寿像がまつられた社の屋根の彫刻。
職人が良い仕事をしております。三次元なのに一体どうやって彫り込んだのか、想像もつきません。設計図を事前に作ろうったってCADがある時代のものではないでしょうから、正面図以外は頭の中で作り込んでおくしかないんじゃないかなあ。
また風雪にさらされて良いテクスチャになっておりました。
案内板を見てから参道を曲がると、すぽーんと石畳の通りが東の方まで抜けているのが見えます。
ここに来た人は「ここ本当に東京? 長野かどこかじゃないの?」と必ず言うんですね。参道の手前からもう雰囲気が違います。空気もきれいなような気がするのが面白いところ。
そして参道をしばらく進むと、左手に深大寺です。ちょっと数段の階段を登ってすぐに本堂。
鐘つき堂にかかる緑が、梅雨の真っ最中にも関わらずきれいでした。この日は運良く晴れだったんですね。
境内から見下ろすと、東西の参道沿いに土産物屋がびっしりと並ぶのが見えます。
東の外れまで来ると、不動の瀧があります。ここで水が湧いているんだそうです。
そんな感じで、緑の中を気持ちの良い散歩スナップでありました。
気温が30度行くか行かないかという感じで多少暑かったのですが、湿度がそう高くなかったので助かりました。
最後の写真のお堂の裏に坂がありまして、そこを登って行くと神代植物公園の裏手に出ることができます。
神代植物公園は植物撮り放題の上に温室まである素晴らしい施設なので、この深大寺界隈と合わせて一日遊べてしまうんではないでしょうか?
実際私も、この半年で3回くらいこのエリアにカメラを持ってきています。
皆さんも是非。