2017台北再編集シリーズ、カテゴリをあまり増やしても何なので、「2017台北」のタグを付けることにしました。
過去に撮った写真のジャーナルブログ向け再構成にあたり、どういう視点で記事を作ったら良いかなと思案しながら写真を眺めていたところ、この一連の写真が目に飛び込んできました。
あれ? これ車窓から撮った一連の写真だけで成立しちゃわない? という感じ。
この日はちょっと郊外の様子を見に行ってみようと、滞在していたホテルの最寄である台北駅からMRT(メトロ)に乗って、窓からの眺めをただパチパチと撮ったものです。カメラもメインのカメラではなく、おまけで持って行っていたα6300に、安物広角ズームなので大した画質ではありません。
でも他人の目で振り返って見てみたら、「ああここに台北の人たちの暮らしを感じる。旅情を感じる。なんで当時はセレクトしなかったんだろう」となりました。
20枚の写真、スクロールして見てもらうと、台北駅から刻々と町の様子が移り変わっていくのが感じてもらえると思います。リアルタイムでこの景色を撮っていた自分には、他人の目で見ている今ほどの感動はありませんでした。
目的地はここ。の筈。
台北MRTの、この年に新設された空港へ向かうAラインに乗って行ったみたいですね。新設の路線だから余計に路線周辺にアーバン感が漂っていた部分もあるのかと思うと感慨深いところがあります。
写真の運用テク
2017年当時はもちろんこのジャーナルブログをやっておらず、別途運用していたオフィシャルブログ的なものはあったような気もするのですが本気で稼働しておらず、そもそも仕事では写真を撮ってと言われて撮って納品するまでが業務なので、写真そのものの運用については完全に素人だったんですね。
ですから、自分が後でどう写真を運用するかが分からない状態で撮影するという、なんともふわふわした状態で撮影していたのですが、とにかく撮るのは楽しんでいたのが功を奏した感じがいたします。
これ撮影するのが嫌だったら、移動中はもうカメラをしまってむっつりスマホでもいじっていたでしょうからね。
今後どこかへ行くことがあったら、基本的にはこのジャーナルブログの記事構成を前提として撮影することになるわけですが、こういう記事の形もアリだなあ、と過去の自由奔放な自分に気付かされたような気がいたしました。
というか、面白ければ何でもアリなんですよね。自らつまらない型を作ってはまらないようにしないといけません。しかもその型がよそのメディアから借りてきたものであっては、独自でやる意味がないですからね……と言いながら世間の垢にまみれたおっさんなので、ごく穏健な形にまとまってしまうとは思うのですが。
こんな調子で、ひたすら撮っていた台北の写真の再構成記事は続きます。
何時も拝見しております。
今回感じたことは、テンポよくシャッターを切っています。
なんと表したら良いのかなぁ、伴さんが子どもの気持ちになっている様に思えました。
後から、丁寧に観察してゆくと色々な事が見えてくる写真です。
台湾の鼓動が写り込まれています。
おお! 嬉しいコメントありがとうございます~! 他人の目で見ると全然違って面白いですよ。