3年と少し前、わたくしパリでカメラを持ってうろうろしておりまして、今日はその時の写真をアップしようと思います。
コロナ禍が長引いておりまして、この調子じゃ来年も海外に出られないんではないか(現在も出られないことはないんだけど、という感じですよね)と思いつつ、過去の写真を振り返ってみますと、一日に何回もでかけていたり、一日に何箇所も訪れていたりするので、それを一体どう記事にまとめたら良いんだろう問題がだいぶ整理されてきています。
要はでかけた先ごとに記事としてまとめちゃうのが一番良いんでしょうね。
どこかからどこかへ移動した際は道中記として時系列順に並べていくのが良いでしょうが、わたくし理想としているのは中期滞在型でネチネチ撮り倒していくスタイルなので、ホテルやアパートを拠点に何度も何度もあっち行ってこっち行って、という形になると思うんです。ウラジオストクでも実際そうでした。
となると、やっぱりそれぞれを分けて記事化したほうがまとまりが良いもんね、という簡単なお話でありました。それを意識して動くと、よりメリハリがついて記事化もしやすくなるに違いありません。ここで見せ場どーん! 扉絵もらい! みたいなことも構成としては考えないといけませんしね。
さて
この日は仕事で団体に随伴せんとならん日だったもので、朝からパリの中心部へ行っておりました。
多分ここじゃないかなあ。
人に連れられてあちこち回っていたのでぜんぜん土地勘がなく、撮った写真に写り込んでいる地名でGoogle Maps検索したりして。これ写真があるだけマシですね。メモ代わりになって便利です。
そこでの用事を済ませて移動します。地下鉄がまたカッコ良いんですわ。
次なる目的地はサンラザール駅でした。
サンラザール駅あたり
空き時間があったので、カメラ片手にサンラザールの駅周辺をうろうろしてみました。
ヨーロッパの、ってフランスとイギリスしか知りませんが、駅がいちいちカッコ良いんですよね。
駅舎から出て周辺をぶらつきます。
夕暮れ時に差し掛かって、建物の上のほうだけ太陽が当たったり、空だけ青く、地面は暗かったり。朝から太陽の位置が低いのにも、数日いると慣れてきます。緯度が高いとモノの見え方が違います。
帰路
用事が済み、そこで解散だったかな? 宿舎に戻るべく、またパチパチと写真を撮りながら地下鉄で移動します。
やはりGPSで記録を取っておかないといけないですね。
この日の写真はすべてPanasonic GX7Mk3で撮ったもののようです。ちょっと渋めにはなりますが、むしろそれがヨーロッパらしいザラッとした感触と結びついて悪くないですね。
次にヨーロッパに行く時は恐らくニコンのカメラを何かしら持っていくと思うので、その違いも楽しみです。
移動中写真の扱い
と、こんな感じで写真をまとめてみて思ったのは、一日という区切りで旅ブログを記事化するのはやっぱり難しいなということですね。
私にとっては同じ日に起きたことだからひとくくりになると感じても、読んでくれる人にとっては「パリ中心部」「サン・ラザール周辺」「移動中スナップ」という風にバラバラの事象であって、そんなに結びつきが感じられないでしょうから、やっぱりそれぞれ区切ったほうが脳に優しそうです。
もし移動中のスナップを記事化したいのであれば、より一層移動中にネチネチ撮り、かつ記事としても成立する内容があれば/ないと、という感じですね。自分でやっておいて何ですが勉強になります。
駅なら駅で、一つの駅をもっとネチネチ撮った方が写真的にも文章的にも面白くなるでしょうしね。そもそもその旅のメインテーマをきちんと設定しておけば、どこでネチネチ撮るかも自動的に決まろうというもの。
……そこが一番難しいんですけどね。ただ写真を撮っているだけで楽しめてしまうので、かなり意識して準備しないといけません。見た目がきれいなもの、面白いものを集めたよ! というだけだと記事として成立しづらいでしょうから。
というわけで、また。