常滑・大曽公園の桜とSigma 135mm F1.8 DG HSM | Art


 冬の間から目をつけていた常滑市・大曽公園に、桜が満開になったタイミングを狙って訪れた。

 以前も取り上げたSigma 135mm F1.8 DG HSM | Art は対象を抽象化してしまうレンズである。もともと狭い画角は情報量を減らすのでその傾向が強いが、どう見ても開放で使うように設計されたこのレンズはそれが突き詰められる。200mm F2も似た方向性のレンズだろうが、スナップでの持ち歩き、取り回しを考えると現実的なのは135mm F1.8が限界だろう。

 結果、撮りたいもの以外をごっそり減らす事ができるので桜のように入り組んだ被写体の場合は重宝するのである。

大曽公園

 大曽公園は、聞くところによるとおでんツンツン男騒動の舞台となったという店のちょい先にある大きな公園である。当事者の方はいったん逮捕されたものの、不起訴処分になっている

 冬のうちから桜の木がたくさん植わっているのを見ていたので訪れてみたところ、ほぼ満開の素晴らしいタイミングだった。

 ボデーがNikon Z6なのでなんとなく寂しげな雰囲気になるが、これはこれで良い。

 年に1週間だけ静かに咲く桜、花見客なしで好きなだけ撮れる環境がありがたい。


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