AF-S Nikkor 85mm f/1.4Gを買いました

　こんにちは。東京はいきなり涼しいどころか肌寒くなって参りました。2,3日前まで最高気温が30度オーバーだったはずが、今日は室内で冷暖房なしでも快適です。

　低気圧のおかげですっきり快調というわけではありませんが、死の恐怖を感じないだけありがたい。

　というわけで今日は、先日までニコン機材をごそっとお持ちのお友達からお借りしていたAF-S Nikkor 85mm f/1.4Gを返却したもので、かわりのレンズとして同じAF-S Nikkor 85mm f/1.4Gを買いました。

　写りは驚くほど同じです。違ったらびっくりですね。

　ピントについては微妙に奥ピンだったのですが、ボデー側で微調整して吸収できてしまうので問題ありません。
　一眼レフの運用で難しいのって、ほんとこのピント周りだと思うんですよ。マイクロアジャストメントが搭載されていること、レンズ側のモーターの制御の精度が高いこと、そしてもちろんボデー側のAF制御がちゃんとしていることの3つが揃ってようやくバチッとピントが来るようになります。

　マイクロアジャストメントで「合ったかな？」という状態にしても、ボデーとレンズで毎回AFがばらついていては意味がないですからね。

　そういう意味では、2020年の現在、ピント精度でいえばミラーレス一眼でピント合わせをしたほうが、MFもAFも間違いなく精度は高いんですが、写真はピンと合わせの合理性だけで決まるものではないですから、諸条件照らし合わせた上で選ぶのがベストですねえ……というので私の現在のメイン機はD810です。

　ここ数日、D810とD7200ばかり触っておりまして、ミラーレス一眼どっぷりの時は「露出が事前に見えないなんて」って思ったりするのですが、実際に撮ってみれば別に大した苦痛ではありません。むしろなんだろう、よく言われるEVFとOVFの違いって、好き嫌いももちろんありますが無意識のうちに受ける影響が大きい気がするんですよ。OVFの方が「撮ってるなあ！」という感じが強いんですね。

　このレンズ、AF-S Nikkor 85mm f/1.4Gを付けてD810で撮っているのも、ピントの山がたいへんよく見えることも相まって楽しいものです。